世界平和統一家庭連合(統一協会)

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世界平和統一家庭連合(統一協会)とは…

 正式名称「世界平和統一家庭連合(旧:世界基督教統一神霊協会)」。
 文鮮明(1920~2012年)を教祖としています。

 文鮮明はイエス・キリストが果たすことの出来なかった地上天国を実現するために来た再臨のメシヤであると宣言しています。キリスト教の三位一体を否定しています。信者は、統一協会はキリスト教の完成したものであると教えています。イエス・キリストは責任を全うすることにより神と等しい立場となった人間であり、文鮮明も同じ立場であるとしています。十字架はイスラエル民族の不信仰のゆえにイエスの使命が失敗した結果であり、贖罪は不完全なものであるとしています。新しい真理として「統一原理」を説いています。その内容は「創造原理」(神と、神が作られた世界を解明)、「堕落論」(人間が堕落した原因を解明)、「復帰原理」(回復するための完成の道筋を解明)からなっています。この原理により理想世界の実現が可能になったとすることにより、勧誘を行っています。

 政治や経済の分野でも勢力を伸ばそうと図り、霊感商法による莫大な資金を用いて政治家に接近し、選挙協力などを行っています。

  1970年代には親泣かせ原理運動として、80年代には霊感商法、90年代には合同結婚などで話題となりました。その後、偽装的なボランティア活動や韓国の清平(チョンピョン)を中心に研修施設やホワイトハウスを模した建物などを建設し、霊能士を名乗る信者を中心に多額の献金を集めることなどにより被害が継続しています。様々な偽装団体を持ち、正体を隠して布教活動を行い、受け入れる状態になってからでないと正体を明かさないなどの詐欺的な勧誘を行っています。霊感商法に始まり、宝石、絵画、呉服、人参茶、健康食品など様々な商品を不当に高額で販売し、その被害は日本に集中しています。日本から集めた潤沢な資金により、韓国を始め世界各地で不動産や会社の売買を行い勢力の拡大を図っています。韓国では「冬のソナタ」で有名になった観光地や万博の候補地、ソウル市中心部などにも広大な土地を所有し複数の関連企業により活動を行っています。統一協会の名称は悪評が高くなったため「世界平和統一家庭連合」「世界平和青年連合(YFWP)」など様々な名称を用い、正体を隠した勧誘活動を進めようとしています。大学生を対象とした組織、原理研究会(CARP・カープ)もあります。


追記:統一協会は2015年8月27日をもって「世界基督教統一神霊協会(統一教会)」から、正式に「世界平和統一家庭連合」に改称されました。統一協会はこれまでの複数の裁判において正体を隠した勧誘は不当であるとの判決を受けています。法人の名称自体を変更することにより、ますます正体隠した勧誘が行われることが、懸念されます。
 10月12日には幕張で「家庭連合出帆記念1万人大会」を行い、複数の国会議員が祝辞を述べるなど、その影響力は注意が必要です。